逝きたいな ピンピンコロリで 明日以降
三浦 明博
講談社
作品紹介、あらすじ
認知症が心配になるほどのもの忘れ、墓じまいをめぐる親戚騒動、定年後の夫とのうんざりする暮らし。問題解決を試みるも頭は回らず、集中力は続かず、あまつさえひざに水まで溜まる始末。それでも明日はやって来る。それどころか明後日も。思ったよりも人生長い。それならばー人生100年時代の新・シニア像を描く書き下ろし7編。
感想やレビュー
シルバー川柳をテーマに、面白おかしくも身につまされるお話が7篇。明日は我が身なエピソードが笑いと涙で彩られる。最後の「上にサバ」はなかなか感動的。