大江戸釣客伝(下)
夢枕 獏
講談社
作品紹介、あらすじ
城勤めを辞したにも拘わらず「釣り船禁止令」のため釣りが出来ない采女は、釣道を極めんとしたという投竿翁の足跡を追う。赤穂浪士討ち入りで敬愛する義父・上野介を失う采女。綱吉の相次ぐ禁令発布に反抗した朝湖は三宅島へ島流しに。愚かで滑稽、しかしロマンと夢溢れる釣りに生きた、激動の元禄の男たち。
感想やレビュー
綱吉の時代だが、登場人物が傾いていて面白い。元禄の世が意外にも熱かった。 読後、「雨宿り図屏風」を観たくなった。
夢枕 獏
講談社
城勤めを辞したにも拘わらず「釣り船禁止令」のため釣りが出来ない采女は、釣道を極めんとしたという投竿翁の足跡を追う。赤穂浪士討ち入りで敬愛する義父・上野介を失う采女。綱吉の相次ぐ禁令発布に反抗した朝湖は三宅島へ島流しに。愚かで滑稽、しかしロマンと夢溢れる釣りに生きた、激動の元禄の男たち。
綱吉の時代だが、登場人物が傾いていて面白い。元禄の世が意外にも熱かった。 読後、「雨宿り図屏風」を観たくなった。