生きてさえいれば
小坂流加
文芸社
作品紹介、あらすじ
大好きな叔母・春桜(はるか)が宛名も書かず大切に手元に置いている手紙を見つけた甥の千景(ちかげ)。病室を出られない春桜に代わり、千景がひとり届けることで春桜の青春の日々を知る。学内のアイドル的存在だった読者モデルの春桜。父の形見を持ち続ける秋葉。ふたりを襲う過酷な運命とは?-。魅力的なキャラクター、息もつかせぬ展開。純粋な思いを貫こうとするふたりを描いた奇跡のラブストーリー。『余命10年』の著者が本当に伝えたかった想いの詰まった感動の遺作。
感想やレビュー
周りの人の体験でありそうな話が詰まっていて、心のなやみなどみんなが共感できるところがたくさんあった。
空白の手紙の件はいい使い方だった
千景がんばった!「生きてさえいれば」という題名が読み終わって凄く理解できた。「続き、どうなるん!?」って思ったけど、登場人物みんなハッピーエンドになるような物語を妄想します。小坂さん!良い物語でしたよー!!