深泥丘奇談
綾辻 行人
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
ミステリ作家の「私」が住まう“もうひとつの京都”の裏側に潜み、ひそかに蠢動しつづける秘密めいたものたち。古い病室の壁に、丘の向こうの鉄路に、長びく雨の日に、送り火の夜に…面妖にして魅惑的な怪異の数々が「私」の(そして読者の)日常を侵蝕し、見慣れた風景を一変させる。-『Another』の著者が贈る、無類の怪談小説集!
感想やレビュー
ミステリーかと思って読み始めたが怪談だった。 不思議が不思議のままで終わるが、不思議が当たり前の世界。全員が受け入れていれば不思議ではない。主人公も不思議と思いつつ少しずつ受け入れて行く。まさに奇談。
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