こころ改版
夏目漱石
新潮社
作品紹介、あらすじ
親友を裏切って恋人を得たが、親友が自殺したために罪悪感に苦しみ、自らも死を選ぶ孤独な明治の知識人の内面を描いた作品。鎌倉の海岸で出会った“先生”という主人公の不思議な魅力にとりつかれた学生の眼から間接的に主人公が描かれる前半と、後半の主人公の告白体との対照が効果的で、“我執”の主題を抑制された透明な文体で展開した後期三部作の終局をなす秀作である。
感想やレビュー
初めて読んだときは、昔の漢字の読み方に慣れなくて、あまり内容が伝わってこなかったです。でも今回2回目読んだときは、先生はこの言葉を言ったときは、もう死ぬことを考えてたのかなとか、色々考えることができて、作品の良さが伝わってきました。
ネタバレを読む
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夏目漱石深層心理のこころか?
尊敬の的であった「先生」が背負っていた「苦しい過酷」に涙が出た。人間ってそんなもんなんだと思った。