マンモスの抜け殻
相場 英雄
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
高齢化が進んだ団地は、都心の限界集落といえる。ここで、介護施設経営者が殺害された。殺人事件を担当することになった警視庁の刑事、介護施設で働く男、被害者と会っていた美人投資家。事件をきっかけに、団地で育った3人の幼馴染が再会。容疑者となった旧友を救うため、刑事が駆ける。アフターコロナの介護業界の闇に迫る。社会派ミステリー。
感想やレビュー
犯人は33号棟の12階に住む老婆で、高金利の金貸しを営む藤原と借りた金の返済で揉めたから。捜査一課の仲村警部補は育ったマンモス団地の富丘団地33号棟で、幼馴染の環、尚人と向き合い二人が犯人でないと感じるが、環が介護業界に進出する
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