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戦 TELL-ALL BOOK

戦 TELL-ALL BOOK

青山 繁晴

ワニ・プラス

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作品紹介、あらすじ

青山氏の名著のひとつである「ぼくらの哲学」(2017年刊)に書き下ろしの新章を加えての新書化。たった一度の敗戦で国家の理念や哲学を失ったと思い込んできた、あるいは思い込まされてきた我々日本人。そんな私たちが今こそ再確認すべき「公のために生きる哲学」を考えるためのテキストとなる一冊。その題材はインド訪問や沖縄の普天間問題など。それは、参議院議員になる以前、民間のシンクタンクの社長・兼・首席研究員として「現場」を大切にしてきた著者が歩んだ足跡が照らし出す珠玉の論考でもある。本書は、日本語をこよなく愛する著者にしては異例の英字タイトルだが、それに「戦」という漢字を添えた理由を述べた箇所を読むと、祖国の甦生を力強く感じられる。

感想やレビュー

内容的には以前の著書の内容となっていて、沖縄に未だに残る反国家的な団体、人物と著者や日本国の行ってきた実際の出来事、更には本音を言えない環境やそうなってしまった国民に向けた話。著者は、この著書によって友となれたはずがなれなかった、また友と連絡が取れなくなった実体験から、戦後教育により歪められ真実を語れない国家、国民を憂い、日本を取り戻す決意を示した。私は著者の考えに賛同するし、期待したい。なぜなら、私自身は改善するために本音で語ることが最も重要であると日頃思っていて、一致点を皆が話し合って策を決める これが皆の満足感に繋がり個人が成長していく、そして社会が好転すると考えるからだ。

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