酸いも甘いも恋のうち

#久我有加　#落語家シリーズ すーっと落語の世界に入りこめて楽しい！ 落語家シリーズ③④⑤巻は栗梅亭真寿市師匠・真遊繋がりの現代BLでした。 仕事に恋にあたふた揺らぐ、若手落語家３部作。 落語家シリーズ③ #酸いも甘いも恋のうち　2016年発行 《第一印象が最悪の落語家同士の恋》 最初は、標高3000メートル級のプライドの高そうなサラブレッド落語家登場?!かと思ったら…攻めの栗梅亭真遊デレるの早ッ!! 無愛想で人見知りの小藤も、優しくされたら、ホイホイ🤣でもふたりともだんだん可愛く見えてくるから不思議。 落語家って、やっぱりジジイや兄弟子の方が色気があるなぁと思えてしまう。 お稽古中の演目などを、サラリと解説してくれるので、興味津々でした。 　 落語家シリーズ④ #恋を半分、もう半分　 《落語研究会先輩×健気な後輩》 中編二話からなる可愛いキャンパスライフ。 おおー？！と俄然面白かったのは二話目。受けちゃんが大学四年生のお話です。頑張っている姿に自然と応援したくなる。卓人の美形ブラコン兄VS恋人のご乱心ぶりも楽しい。 #七日七夜の恋心　 #久我有加　#北沢きょう 落語家シリーズ⑤ 《駆け出し落語家×年上美人太鼓持ち》 鈍くさくて不器用だけど一生懸命な落語家・初蝉がいい子で、ハマっちゃった。 落ち込んでいると、どんどん小さくなり気配を消そうとする。なんか可愛げある攻め。 ちょっと意地悪な年上美人受け、色っぽい弥助さんも好き。 栗梅亭真遊と小藤の落語TVにゲスト出演してから、初蝉も人気が出始め？！ 弥助の『初蝉のくせにっ』って台詞に、 無自覚の焦りと独占欲が透けて見えて楽しい。 栗梅亭真寿市師匠が初蝉の潜在能力を、息子より高く評価。うふふなのでした。