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ロボット・イン・ザ・ガーデン

ロボット・イン・ザ・ガーデン

デボラ・インストール/松原 葉子

小学館

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作品紹介、あらすじ

抱きしめたいほど切なくかわいい友情物語! 2016年ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、抱きしめたいほどかわいくて切ない友情物語! AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に従事するアンドロイドが日々モデルチェンジする、近未来のイギリス南部の村。法廷弁護士としてバリバリ働く妻エイミーとは対照的に、仕事も家事もせず親から譲り受けた家で漫然と過ごす34歳のベン。エイミーはそんな夫に苛立ち、夫婦はもはや崩壊寸前。 ある朝、ベンは自宅の庭で壊れかけのロボットのタングを見つける。「四角い胴体に四角い頭」という、あまりにもレトロな風体のタング。けれど巷に溢れるアンドロイドにはない「何か」をタングに感じたベンは、彼を直してやるため、作り主を探そうとアメリカに向かう。そこから、中年ダメ男と時代遅れのロボットの珍道中が始まった……。 「とにかくタングがかわいい!」と世界中の読者を虜にしている、抱きしめたいほど切ない物語。 【編集担当からのおすすめ情報】 カバー画は、「よるくま」「ぼく おかあさんのこと…」などで知られる大人気の絵本作家・酒井駒子さんが担当しました。

感想やレビュー

前橋にて劇団四季のミュージカルで観劇。 イギリス人のベン、その世界では旧型のロボット・タングのお話。 ベンは弁護士のエミリーと結婚しているが、両親を亡くしてから目指していた獣医師の夢も諦め家でダラダラする毎日。一方忙しいエミリーはそんなベンを見て小言が止まらない。 ある日、庭にボロボロのロボット、タングが現れる。旧型ロボットには用は無いと帰るまでに追い出すように話すエミリー。しかしタングはベンに懐き、いつの間にかいっしょに遊んでいた。そこで帰ってきたエミリー。部屋はタングが暴れてぐちゃぐちゃ。 両親の形見である屋敷に住んでいるが、そこの古時計が壊れることで喧嘩が勃発。エミリーは家を出てベンの姉の家に居候することに。 一方ベンはタングの命であるシリンダーが壊れかけていることに気づき、ベンを修理してくれる人を捜す旅に出る。 今度映画化するけど、この話をニノ主役でどうやるのか気になった。 特に主人公はイギリス人で途中で日本に来たりするけどどうするんだろう。 恋愛色強め。アメリカはちょっと過激なシーンが多かった。 タングの正体は心配してたけど思ったよりダークな話じゃなくて良かった。 ハッピーエンドなのも良かった。 天国の父親と母親が仲良しなのが泣けた。 後、わんこの話も。 アンドロイドに痛みを覚えさせて人を殺させ人間を超えさせるって怖いね。 怖いけど割と聴いたことあるから新鮮な怖さは薄かったかな。 歌は凄い。タング役が女性と男性だからタングが一人でハモッてて良かった。 映画版が気になります。

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