LIFE SCIENCE(ライフサイエンス)
吉森 保
日経BP
作品紹介、あらすじ
老化をとめる可能性もあるノーベル生理学・医学賞を受賞した「オートファジー」。ノーベル賞受賞者の共同研究者であり、その権威による入門書。
感想やレビュー
ウイルス:生物の体内の細胞に侵入し、自分のタンパク質を作ることで生き延びている。 空気中ではしばらくは生きれるがしばらくすると死ぬ。 細菌:単細胞生物。自分たちで分裂していくことができる。 抗生物質はウイルスにはきかず、細菌に効く。 風邪はほぼ100%ウイルスが原因だが、免疫が落ちて喉痛が起きるのは細菌が原因。なので、風邪で抗生物質を服用しても喉痛は治るが、風邪に直接きくわけではない。 オートファジーを活性化するには、 ・適度な運動 ・カロリー制限(食べすぎない・断食) オートファジーを活性化する代表的な食べ物は、 納豆(発酵食品)、キノコ類、鮭など。 レスベラトロール:赤ワインなどに含まれる成分の一つ。摂取することで長生きできることが証明されている。 ルビコンを増やさないことが大事←オートファジーを抑えてしまうので。 高脂肪食(唐揚げやフライなど)はルビコンを増やすことがわかっているので、食べすぎないこと。 がんとは自分の細胞が増えてしまう現象のこと。