食堂かたつむり
小川 糸
ポプラ社
作品紹介、あらすじ
同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。巻末に番外編収録。
感想やレビュー
生き物の命を頂くということにもう少し日々感謝したいと思った。
食堂カタツムリはグロテスクな表現もありる生命の話だったが、番外編チョコムーンはこの作家らしい優しい柔らかい作品だった。