忌狩怪談 闇路
若本 衣織
竹書房
作品紹介、あらすじ
普段は街で働き、時折山に入って猟をする。ある日は人と会話し、また別のある日は獣の呼吸を聞く。そして、そのどちらからも怪を蒐集する…異色の女流・若本衣織が放つ生々しき実話怪談集。貧しい一家が外食をする晩、家に恐ろしいモノがやってくる…「寝ずの晩」、自宅の玄関に忌中札を貼る奇妙な夢。夢は意外な結末に繋がって…「忌中札」、物理的には何ら問題がないのに、ひどい傾きを感じる新築の家。古地図を紐解くと忌まわしいマークが…「傾く家」、猿猟を専門とする父とその息子が受けた凄絶な呪い…「飛び石」、船に獣を乗せてはならぬ漁師の掟。禁を破った瞬間聞こえてきた奇妙なお囃子と忽然と現れた宝船…「捌」他、生き血滴る21話収録!
感想やレビュー
怖い!!短編集ですが、全ての話で背筋がゾワゾワとしました。怪談が好きな人にはぜひ読んでほしいです。絶対読んでください。