お金の賢い減らし方
大江英樹
光文社
作品紹介、あらすじ
世の中には「お金の増やし方」の本が溢れている。経済コラムニストである著者への執筆依頼も、資産の運用や管理に関するものがほとんどだ。お金はもちろん大事、清貧の思想などと言うつもりはない。だが、昨今のお金に対する異常な関心の高さを見ていると、「お金に支配されている」人が多いように思えてならない。しかし、「お金は支配してこそ役に立つ」、決して振り回されてはならないのだ。ではいったい、どうすればよいのか。本書では、お金を増やすことばかりに偏った世間の風潮に対し、誤った認識、過剰な不安を払拭するとともに、お金の本質を深く掘り下げ、人生を豊かに生きるための具体的な「お金の使い方」の考えを提示。死ぬ時に一番お金を持っているといわれる日本人のお金観に一石を投じる。
感想やレビュー
貯めてからどんどんつかってやれー
大江さんの講演行きたかった。大江さんので行き方、お金の付き合い方は、100%共鳴出来るものではないし、考え方も異なる部分もある。しかし、お金の使い方、人生の処し方でモヤモヤしてきたことが整理できたり、とても良い示唆を得ることができた。 2024年1月1日にご逝去されたとのことは残念で仕方ない。健康管理に留意され、気をつけていたのに、昨年7月頃に突然白血病を患われ、治療に専念されたのに回復は叶わなかった。 人生何がどうなるかわからない。 今が人生で一番若いことを常に意識し、ためらわずやりたいことをやろう!