むすぶと本。 『夜長姫と耳男』のあどけない遊戯(3)
野村 美月/竹岡 美穂
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
あの、はな色の本にもう一度会いたいー。榎木むすぶは中学二年生の夏に出会ったはな色の本を忘れられずにいた。あれから同じタイトルの何冊もの本と話したけれど、あの本とはやっぱり違う。そして中学三年生の夏、むすぶは再び北陸の地を訪れることになった。やっと会える!と胸をときめかせる反面、その本の持ち主と思われる少女のことは怖い。ひとまず事件の起こった屋敷を訪ねてみると折り紙にくるまれたブローチを拾う。そこには『わたしに会いに来て』と書かれていてー。表題作他、恋にまつわる短編も収録した第3弾!
感想やレビュー
面白かったー! やっとむすぶと、夜長姫の出会いを読めた! ちょっと怖そうだけど、「夜長姫と耳男」読んでみたいと思った!