福家警部補の報告
大倉崇裕
東京創元社
作品紹介、あらすじ
今や生殺与奪の権を握る営業部長となった元同人誌仲間に干される漫画家、先代組長の遺志に従って我が身を顧みず元組員の行く末を才覚するヤクザ、銀行強盗計画を察知し決行直前の三人組を爆弾で吹き飛ばすエンジニア夫婦ー過去数々の修羅場をくぐり抜けてきた経験は、殺人事件に際しても活かされる。福家警部補はどこに着眼して証拠を集めるのか。三編収録のシリーズ第三集。
感想やレビュー
2016年 文庫 .禁断の筋書 犯人は漫画家のみどり 営業部長で高校からの友人を殺害 この友人がちょっと意地悪すぎるので.. 犯人に同情した .少女の沈黙 犯人は元ヤクザの菅原 解散した組の親分の娘が誘拐され その誘拐犯等2人を殺害 この殺害された2人も 余り可哀想には思わず 菅原に逃げ延びてほしいと思った こういう人情味厚いけれど 人を殺す犯人を容赦なく追い詰める警部補 .女神の微笑 爆弾犯の車椅子の犯人と夫 この話が一番面白かった (警部補と犯人の対決が) 「また会いましょう」で終わったので この犯人は又でてくるのかも 今回の話でわかったのが 警部補は..手帳等 物の管理 整理整頓が まず出来ないだろうということ ヤクザのNo.3の人にも 一目置かれているところ 恫喝等にもビクともしないところ お汁粉が好き
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