ギリシア人の物語1
塩野 七生
新潮社
作品紹介、あらすじ
古代ギリシアで民主政はいかにして生まれ、いかに有効活用され、見事に機能したのか?なぜ現代まで脈々と続く哲学や科学、芸術の起源となることができたのか?そこには数少ない市民で強大な帝国ペルシアと対峙しなければならない、苛酷な状況があったー。ギリシア人なくしてローマ人なし。「ローマ人の物語」以前の世界を描き、現代の民主主義の意義までを問う著者最後の歴史長編全四巻。
感想やレビュー
ギリシャ人の創始した民主主義、およびその形成過程と考え方、スパルタとの違い等認識を新たにした。 これからの民主主義のありがたを考える上で、極めて有益な本だ。 さすが塩野さんだ。