屍鬼(五)
小野 不由美
新潮社
作品紹介、あらすじ
村人たちはそれぞれに凶器を握り締めた。「屍鬼」を屠る方法は分かっていた。鬼どもを追い立てる男たちの殺意が、村を覆っていくー。白々と明けた暁に切って落とされた「屍鬼狩り」は、焔に彩られていつ果てるともなく続いていった。高鳴る祭囃子の中、神社に積み上げられる累々たる屍。その前でどよめく群れは、果たして鬼か人間か…。血と炎に染められた、壮絶なる完結編。
感想やレビュー
最初は、登場人物多くて、話も進まず、うーんと思った。伏線ではあったのだけど、途中から、止まらなくなって、一気読みできる。怖さゆえか。人か屍鬼、どちらが恐怖か。