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存在のすべてを

存在のすべてを

塩田武士

朝日新聞出版

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作品紹介、あらすじ

平成3年に発生した誘拐事件から30年。当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「今」を知る。異様な展開を辿った事件の真実を求め再取材を重ねた結果、ある写実画家の存在が浮かび上がるーー。質感なき時代に「実」を見つめる、著者渾身、圧巻の最新作。

感想やレビュー

11/17読み終わり。長編で読み応えあり。誘拐された子供がきちんと育てられ、無事に帰ってきた。未解決のまま時効を迎えたが、空白の3年間で何があったのか誰がどのような目的で育てたのかを新聞記者が究明するというもの。男の子は画家になっていたが、それは育ての親が4歳の亮の才能を見抜いていたため。愛情持って育てていた画家夫婦が亮と離れ祖父母の元に返すところは悲しかった、

2024年本屋大賞ノミネート 平成3年に発生した誘拐事件から30年。 当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「今」を知る。 異様な展開を辿った事件の真実を求め再取材を重ねた結果、ある写実画家の存在が浮かび上がる――。 面白かった。 水車小屋のネネと立て続けに面白い本を読んだ。 久しぶりに涙が出た。 文庫で出たら買ってもう一度読み直す。

これまで読んだ本の中で最高の一冊 感動しました

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