Bookstand
Bookstand
ブスの自信の持ち方

ブスの自信の持ち方

山崎ナオコーラ

誠文堂新光社

Amazonで詳細を見る

作品紹介、あらすじ

ブス本人は変わらなくていい! 社会が変わる! 容姿差別は、気にする方が「気にしないように」と考えや容姿を変えるのではなく、加害者の方が変わる方がいいんじゃないかな。 被差別者が変わるんじゃなく、社会が変わった方がいいんじゃないかな、と書きました。 (山崎ナオコーラ) 性別とは? 差別とは? 社会とは? よみもの.comでの好評連載がついに書籍化! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー “「ブスには自信を減らしてほしい」という考え方には与しない。” うん、最高! 現代社会に燦然と輝く希望の書。 はるな檸檬さん(漫画家)推薦。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 社会を変えたいと思う。 私はこれまで、他のテーマで書いたエッセイの中に、「ブス」という単語をちらりと紛れ込ませたことが何回かあった。 すると、大きな反響があった。多くの人が「ブス」という言葉に関心を持っているようだ。 ただ、その反響の多くが、「頑張ってください」というものだった。 つまり、「『“ブス〞という単語が出てくる文章』=『劣等感の放出』」と捉えられてしまうのだ。 慰めたり応援したりするのが読者の務め、と思わせてしまう。 「社会は変えられない。だから、『ブス』に関する文章っていうのは、個人の苦しみを吐露するだけのものだ。 その言葉を聞いたり読んだりしたら、個人を応援し、個人の気持ちを緩和させてあげなくてはならない」と多くの人が考えてしまう。 違う、と私は言いたい。「ブス」は個人に属する悩みではない、社会のゆがみだ。社会は変えられる。 (あとがきより) ■目次抜粋 第一回 はじめに  第二回 自信、そして「勘違いブス」について 第三回 自信を持たない自由もあるし、持つ自由もある 第四回 差別語と文脈の関係 第五回 恋愛 第六回 「容貌障害」についてなど 第七回 結婚、それとトロフィーワイフのことなど 第八回 『源氏物語』の末摘花のこと 第九回 『シラノ・ド・ベルジュラック』における友情 第十回 アイドル総選挙 第十一回 自信を持つには 第十二回 他人に努力を強要していいのか? 第十三回 自虐のつもりはない 第十四回 骨や死に顔を見るな 第十五回 ノンバイナリージェンダー 第十六回 差別と区別 第十七回 新聞様(一) 被害者の顔写真をなぜ載せるのか? 第十八回 新聞様(二) 「右」とか「左」とか 第十九回 新聞様(三) カテゴライズ 第二十回 新聞様(四) くだらない話 *******************************************

App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう