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さいはての彼女

さいはての彼女

原田 マハ

KADOKAWA

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作品紹介、あらすじ

25歳で起業した敏腕若手女性社長の鈴木涼香。猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、絶大な信頼を寄せていた秘書の高見沢さえも会社を去るという。失意のまま出かけた一人旅のチケットは行き先違いで、沖縄で優雅なヴァカンスと決め込んだつもりが、なぜか女満別!?だが、予想外の出逢いが、こわばった涼香の心をほぐしていく。人は何度でも立ち上がれる。再生をテーマにした、珠玉の短篇集。

感想やレビュー

自分の年齢と1日を重ね合わせた表現がすきだった。 若いカップル、六十代をそれぞれ人生の真昼、黄昏。 中年の自分を午後三時と。 わたしは?まだ午前中だろうか。おかあは?おばあちゃんは?それぞれの時間のよさがあるのだ。 そんなことを思った。 さいはてのはなし。 線は自分が引くもの。のりこえてけ!はメッセージになったけど、私が苦手なことのひとつだなって。勝手に引いた線はのりこえてけ!

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