永遠についての証明
岩井 圭也
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
圧倒的「数覚」に恵まれた三ツ矢瞭司、同じく特別推薦生として数学科に入学した熊沢、佐那の3人は、共同研究で画期的な成果を上げる。瞭司が初めて数学の美しさを他者と共有できた瞬間だった。しかし瞭司の才能は、築いた関係性を破壊していくー瞭司の死から6年、熊沢は遺されたノートに、未解決問題の証明らしき記述を発見する。第9回野性時代フロンティア文学賞受賞作。
感想やレビュー
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数覚 生まれ瞬間には才能はわからない 興味のあることをやってそれを確かめる 真理とつながることの素晴らしさと恐ろしさ 数学者は正確であることをもって存在意義としなければならない