アマテラスの暗号(下)
伊勢谷 武
宝島社
作品紹介、あらすじ
父の死の真相を解き明かすため、日本にやって来た賢司。彼はいくつもの神社をめぐり、話を聞くなかで、数々の衝撃的な事実を知る。一方、ある手がかりになる絵を探している中国関係者の動きも活発になる。さらには諜報員のヴォルターも行動を始め…。賢司がたどり着いた驚きの結末とは!?日本の歴史の常識が覆される禁断の巨編ミステリー、ついにクライマックス!
感想やレビュー
おもしろかった。宗教を信じている人からしたら微妙かもって感じな結末。
神道とユダヤ教との関連、日本神話の不自然さ、日本の古代史などについて、大いに知的好奇心を刺激された。 物語に登場した神社や史跡はもとより、その他の神社、史跡も゙含めて調べて研究してみたくなった。 トインビーの文明の衝突も読んでみよう。日本文明とはどう捉えられているのかも知りたい。