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今度生まれたら

今度生まれたら

内館 牧子

講談社

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作品紹介、あらすじ

70歳になった佐川夏江は、夫の寝顔を見ながらつぶやいた。結婚至上主義時代に生きてきた夏江が、将来をかけて勝ち取った相手だ。夫は退職後、趣味を楽しみ、息子2人も独立した。何の不満もない老後だといえる。だが、自分の人生を振り返ると、節目々々で下してきた選択は本当にこれでよかったのか。進学は、仕事は、結婚は。あの時、確かに別の道もあった。やり直しのきかない年齢になって、夏江はそれでもやりたいことを始めようとする。

感想やレビュー

70歳の女性が主人公。50代の今を大切に生きよう...と再認識するきっかけになった

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今度生まれたらこの人とは結婚しない あの時別の選択をしていれば…という人生の分岐点は何度もある。70歳になると、残りの人生を何となく趣味で過ごすよう世間に促されるが、空しいだけ。 未来は何が起こるかわからないのだから、今やりたいことをやればいい。

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