金閣寺
三島 由紀夫
新潮社
作品紹介、あらすじ
「美は…美的なものはもう僕にとっては怨敵なんだ」。吃音と醜い外貌に悩む学僧・溝口にとって、金閣は世界を超脱した美そのものだった。ならばなぜ、彼は憧れを焼いたのか?現実の金閣放火事件に材を取り、31歳の三島が自らの内面全てを託した不朽の名作。血と炎のイメージで描く“現象の否定とイデアの肯定”-三島文学を貫く最大の原理がここにある。金閣を焼かなければならぬ。破滅に至る青年の「告白」。最も読まれている三島作品。国際的評価も高い。映画・舞台化多数。
感想やレビュー
【良作】 買うべき本