水を縫う
寺地 はるな
集英社
作品紹介、あらすじ
「男なのに」刺繍が好きな弟の清澄。「女なのに」かわいいものが苦手な姉の水青。「愛情豊かな母親」になれなかったさつ子。「まっとうな父親」になれなかった全と、その友人・黒田。「いいお嫁さん」になるよう育てられた祖母・文枝。普通の人なんていない。普通の家族なんてない。世の中の“普通”を踏み越えていく、6人の家族の物語。
感想やレビュー
それぞれの心情がわかっておもしろかった。息子は母に対して、母は息子に対して、思いやりで言ってることが違うように伝わってしまってて、、難しいねー おばあちゃん、良い人で好き! あと、好きなことを貫くことって素敵と思った。そしてそんな貫けることに出会えることもうらやましかった。 少しほろっと泣ける良い本でした!
1
ラストは予想通り。私はさつ子。