ビジネスパーソンのため「秘書力」養成講座
井出 元子
ディスカヴァー・トゥエンティワン
作品紹介、あらすじ
「秘書力」こそが最強のビジネス基礎力であるー秘書の仕事は“自分視点”ではなく、上司とお客さまという“相手視点”で考え、行動することです。それは秘書に限ったことではなく、周囲と信頼関係を築くことを求める、すべての働く人に必要な仕事術といえるでしょう。
感想やレビュー
上司への報告 優先度の高いことから話す いただきものをもらったとき お客さまからいただき物をした場合。まずはそのときすぐに上司に報告しますが、後日上司がその方にお会いするというタイミングで、もう一度「先日○○をいただいております」など申し添えれば、上司から直接お礼をお伝えすることもできます。 「会社が」「上が」「上司が」というコミュニケーションばかり取っていると、そこに自分が介入する必要はなくなってしまいます。意向を受けて、相手にとってどのように伝えるのがもっともよいか考え、翻訳するのが、秘書の役割です。よいことは上司の名前を出して伝える →メールの伝言など。相手の状況を知ってたらよりよい 背景をなぜだろう?と考える 指示された言葉を、その意味を考えずに受け取っていると、指示された通りのことしかできず、状況が変わったときに適切な判断ができなかったり、過去と全く同じことしかできなくなってしまいます。指示の背景、真の意図まで聞き取ることが、状況対応力を高めるコミュニケーション →例えば、、、 「背景が分からないので教えていただきたいのですが、それって○ってことだから、そうするということでしょうか?」「事情がわかりました!」