軍神の血脈 楠木正成秘伝
高田 崇史
講談社
作品紹介、あらすじ
薬剤師の早乙女瑠璃は、神風特攻隊の生き残りで祖父の修吉から、『太平記』を渡される。だが、楠木正成に関する部分を読むよう告げた修吉は、何者かに毒を射たれ、瀕死の重体に。事件の背後には秘密結社“南木の会”が。瑠璃は、祖父の命を救うため、元同級生で作家の京一郎とともに、正成の死に纏わる謎を追う!
感想やレビュー
歴史にはあまり詳しくなく、楠木正成についても名前だけは知っている程度だったのですが、読んでみると実に面白く、楠正成という人物にかなり興味が沸いてきました。これが真実かどうかはさておき、そういう考え方もできるのだなという勉強になりました。 ただミステリ部分に関しては、正直もうなくてもいいのではないかと思ってしまうほどです…。ないとダメなんでしょうか…?と毎回この方の作品を読んでいて思ってしまいます。。