国境の南、太陽の西
村上 春樹
講談社
作品紹介、あらすじ
今の僕という存在に何らかの意味を見いだそうとするなら、僕は力の及ぶかぎりその作業を続けていかなくてはならないだろうーたぶん。「ジャズを流す上品なバー」を経営する、絵に描いたように幸せな僕の前にかつて好きだった女性が現われてー。日常に潜む不安をみずみずしく描く話題作。
感想やレビュー
わたしの言葉で言うと、ただの不倫男の小説なんだけど、村上春樹が、言葉にすると、不倫が悪質なものではないように感じるからすごい。島谷さんはどこにいったの?謎がなぞのまま終わった。
再読。途中まで読んで、あぁ、この本だったかと思い出す。印象が薄かったから気づかなかったよう。