雷轟と猫
藤原 七瀬
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
「僕がこの大樹を折って見せるよ。ヒナタ」この決断にヒナタは、予想通りといったような、あたかも僕のことを昔から知っているかのような熱い視線を向ける。もちろん熱いと言ってもそれは決して鼓舞とかといったものではない。例えるなら光を求めて飛んだ蛾がその光に感電する様を期待するような。「あんたがこの大樹に干渉し得る何者かになった時、この大樹は折れる。七瀬、あんたは何者になる言うんや?」「さあね。もしかすると君の言った通り、白馬の王子様かもしれないよ」異常な父、余命宣告を受けた母、家出した兄、二人の美少女…。ある男子高生の歪んだ日常を描くYouTuberによる衝撃の初小説!
感想やレビュー
七瀬の良い子の皮が剥がれたときどうなる?