夜画帳 1
Byeonduck
フロンティアワークス
感想やレビュー
#夜画帳 6巻まで刊行中 フルカラー #Byeonduck 《名家の長男攻め×不憫健気受け》 【あらすじ】 元・春画師のナミンは、名家の長男で男色家として有名なスンホに「私のための春画を描け」と誘拐される。 彼の情事を見せられ、それを描くように命じられるが、ナミンはある理由により春画はもう描かないと決めていた。 しかし、権力者であるスンホに逆らうことはできず、葛藤しながらも筆を取る。 やがて、彼の関心はナミン自身に向けられ――? . . . 【感想】思いつくままに…❤️❤️❤️ 時代BLで身分差の執着愛、ストーリーも民族衣装も大好きです。 冒頭から言葉と絵に目が離せなくなってしまった。ただのエロ重視ではなくて、権力争いや人間の内なる感情や愛憎も描いていて、心に響きました。 どこをフォーカスするかによって、人それぞれの面白味があるのではないでしょうか。 味方はいらぬ ただ…そばにいばよい 私は暴君が初めての恋情に心を乱すのが、面白い。溺愛に転じてゆく顔が、あぁ〜たまらない。細やかな表情筋にゾクッとくる。 それに不憫健気受けが大好きなので、純朴で泣いてばかりのナミンに感情移入してしまう。尊敬するお師匠さんに心無い言葉をあびて、泣きながら酩酊する姿に抱きしめてあげたくなる〜。 雪のシンシンと降る凍てつく季節は、激しくすれ違うふたりを。 春の雪解けの頃には暴君の若旦那が変わってくる姿を。 闇を抱え、独特の静謐さを秘めたユンホは、顔や立ち姿も美しい。歯向かうものには容赦しないけれど、ナミンだけには優しいのがまた素敵🤍 一目惚れ!?シーンを回想シーン風でみれて嬉しかった。 絶倫の攻めの大胆なアングル描写は、これぞ執着愛だ!と喜ぶファンも多いかも。 5巻で心を通じ合わせたふたりを見て心穏やかだったけれど、6巻で一気に緊張が走った。ナミンが事件に巻き込まれ辛かったです…😭😭 怪しい人物の登場でいよいよ波乱の最終章。 とにかくふたりの幸せを切に願っています。 #bl小説#bl漫画#腐女子 #bl好き #book #本好き#ファンタジー小説 #読書好き #本屋好き#読書記録 #読書感想文