営繕かるかや怪異譚 その参
小野 不由美
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
渓谷で起きた水難事故で若者が亡くなる。彼は事故の直前、崖上に建つ洋館の窓から若い女に手招きされていた。一方、洋館に住む多実は、窓の外に妖しい人影を見る。(「待ち伏せの岩」) イビリに耐えて長年介護してきた順子には、死後も姑の罵詈雑言が聞こえる。幻聴だと思っても、姑の携帯番号から着信を受け、誰もいない家の階段で肩を掴まれ…。(「火〓」) 温かい家庭を知らない弥生は、幸せな家族を人形で再現しようとする。しかしドールハウスを作り込むうちに些細なきっかけで「歪み」が生じ、やがて異変が起こる。(「歪む家」) 恐怖と郷愁を精緻に描く、極上のエンターテインメント!
感想やレビュー
なんかパワーが落ちたかな? 『誰が袖』、『歪む家』、『茨姫』は面白かったけど……。(^.^) あんま怖い話はなかったな~。
少し怖くて、かなりセツナイ話でした。