義時 運命の輪
奥山 景布子
集英社
作品紹介、あらすじ
北条義時。鎌倉幕府第二代執権の座に就くまでの彼は、あまりにも無力だった。姉・政子と義兄・頼朝の非情かつ強烈な個性に翻弄され、父・時政にはないがしろにされ続ける。己が権力を持つことなど、考えることさえできなかった。運命の輪が回り始めるまではー。権力者の死、仲間の叛乱、数々の権謀術数、そして、叶わぬ恋。鎌倉で合議制をする十三人にも選ばれた義時の半生を静謐な熱を込めた筆致で描く歴史小説。
感想やレビュー
義時を主人公にたんたんと歴史を紡いでいる。大河の義時に性格が似ていた。