銀座「四宝堂」文房具店(2)
上田 健次
小学館
作品紹介、あらすじ
銀座の文房具店「四宝堂」は絵葉書や便箋など、思わず誰かにプレゼントしたくなる文房具を豊富に取り揃える知る人ぞ知る名店だ。店主を務めるのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯。硯のもとには、今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れるー。クラスメイトにいじられ浮いていると悩む少女に、定年を迎え一人寂しく退職していくサラリーマンなど。モヤモヤを抱えた人々の心が、あたたかな店主の言葉でじんわり解きほぐされていく。いつまでも涙が止まらない、感動の物語第2弾。喫茶店『ほゝづゑ』の看板娘・幼馴染みの良子と硯の出会いのエピソードも収録!
感想やレビュー
銀座の老舗文具店『四宝堂』が舞台のシリーズ第二作です。 連作短編集ですが、どの話も心が温まるのに加えて文房具に纏わる知識も得られるので、本の魅力がたっぷりの一冊でした。 特にお気に入りは『単語帳』と『栞』です。
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銀座『四宝堂』文房具店の第2弾! 仕事で疲れていてもサラサラ読むことができる、読後感が優しい、心温まる小説です♡ どのお話も好きでしたが、特にお気に入りは『単語帳』『ハサミ』です。 良子と硯の出会いが綴られている『栞』も、読んでいてほっこりしました(. ❛ ᴗ ❛.) 次巻も楽しみです♪上田先生よろしくお願いします☆彡
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