ブルーもしくはブルー
山本 文緒
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
広告代理店勤務のスマートな男と結婚し、東京で暮らす佐々木蒼子。六回目の結婚記念日は年下の恋人と旅行中…そんな蒼子が自分のそっくり「蒼子B」と出くわした。彼女は過去の記憶をすっかり共有し、昔の恋人河見と結婚して、真面目な主婦生活を送っていた。全く性格の違う蒼子Aと蒼子B。ある日、二人は入れ替わることを決意した。誰もが夢見る「もうひとつの人生」の苦悩と歓びを描いた切なくいとおしい恋愛ファンタジー。万華鏡のような美しい小説。
感想やレビュー
ドッペルゲンガーの話。 あのときの選択肢は間違ってたのかな、あのときAを選んでいたらもっと良い人生だったのかなってたまに思うことはある。 だけど、そう思う自分に今置かれてる状況はとても幸せじゃないか!って言ってあげたくなる。 愛されたいなら愛し返すこと、 人を妬まないこと、 変えたいなら行動すること、 教えてもらった小説でした!
2