Bookstand
Bookstand
夏の騎士

夏の騎士

百田 尚樹

新潮社

Amazonで詳細を見る

作品紹介、あらすじ

あの夏、ぼくは「勇気」を手に入れた。稀代のストーリーテラーによる約3年ぶり、渾身の長編小説。人生で最も大切なもの。それは、勇気だ。ぼくが今もどうにか人生の荒波を渡っていけるのは、31年前の出来事のおかげかもしれないー。昭和最後の夏、ぼくは仲の良い友人2人と騎士団を結成する。待ち受けていたのは、謎をめぐる冒険、友情、そして小さな恋。新たなる感動を呼び起こす百田版「スタンド・バイ・ミー」、遂に刊行。

感想やレビュー

爽やかな気持ちになりたくて再読 帯の あの夏、僕は勇気を手に入れた 勇気-それは人生を切り開く剣だ。 この一文が好き 最初はどんな話か知りたくて 一気読みだったけれど..今回はゆっくり (話は大体憶えていた) 3人の男の子達(特別出来がいいわけではない) の集中力や成長の度合い.. 単純で真っ直ぐで.. 好きなことに没頭する男の子の性質 (小学生に限らないけれど) そういうのが可愛いなぁと思った 話の中で勇気を手に入れた瞬間.. 立ち向かう時の勇気.. 仲間を守ろうとする時の勇気.. に胸が熱くなった 妖怪ババアの4人の息子のうち3人(働いたお金を仕送りし支那事変や大東亜戦争で亡くなったよく勉強のできる息子達)が亡くなった話も おばあちゃんの言葉が少ないから余計涙が出た 母から見れば幾つになっても可愛い息子達 今回も目の奥から熱い涙出て 最後のページで ホッとするような.. 爽やかな気持ちが残る..読書だった

App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう