薔薇とビスケット
桐衣朝子
小学館
作品紹介、あらすじ
老人ホームに勤める介護士竜崎徹が迷い込んだ先は昭和十三年の銀座。美しい芸者千菊と出逢い思いもかけぬドラマが始まる…。若い介護士が遭遇した、お盆の夜の奇跡。
感想やレビュー
泣かせる場面があり、ハッピーエンドで終わる読後感の良い小説。ただ、タイムスリップという安易な仕掛けに頼っているところと、介護に関するメッセージが物語の流れに棹さすほど挿入されているのは少し残念だった。
桐衣朝子
小学館
老人ホームに勤める介護士竜崎徹が迷い込んだ先は昭和十三年の銀座。美しい芸者千菊と出逢い思いもかけぬドラマが始まる…。若い介護士が遭遇した、お盆の夜の奇跡。
泣かせる場面があり、ハッピーエンドで終わる読後感の良い小説。ただ、タイムスリップという安易な仕掛けに頼っているところと、介護に関するメッセージが物語の流れに棹さすほど挿入されているのは少し残念だった。