この部屋から東京タワーは永遠に見えない
麻布競馬場
集英社
作品紹介、あらすじ
「みんな、高校卒業おめでとう。最後に先生から話をします。この街を捨てて東京に出て、早稲田大学の教育学部からメーカーに入って、僻地の工場勤務でうつになって、かつて唾を吐きかけたこの街に逃げるように戻ってきた先生の、あまりに惨めな人生の話をー」(「3年4組のみんなへ」)など、Twitterで大反響を呼んだ虚無と諦念のショートストーリー集。話題の覆面作家、衝撃のデビュー作!
感想やレビュー
著者の文章を初めて読んだのは、『おいしいアンソロジー 喫茶店(大和書房)』に収録されていたとき そしてこの度、デビュー作を手に取ってみました! 22の短編で構成されていて、どんどん読みたくなる一方で、なかなかの読後感(笑) 麻布競馬場の作品の魅力が伝わってくる新庄耕さんの解説も良かったです(^o^)/ 私のお気に入りは、 *3年4組のみんなへ *うつくしい家 *東京クソ街図鑑
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