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鬼の跫音

鬼の跫音

道尾 秀介

KADOKAWA

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作品紹介、あらすじ

刑務所で作られた椅子に奇妙な文章が彫られていた。家族を惨殺した猟奇殺人犯が残した不可解な単語は哀しい事件の真相を示しており…(「〓(ケモノ)」)。同級生のひどい攻撃に怯えて毎日を送る僕は、ある女の人と出会う。彼女が持つ、何でも中に入れられる不思議なキャンバス。僕はその中に恐怖心を取って欲しいと頼むが…(「悪意の顔」)。心の「鬼」に捕らわれた男女が迎える予想外の終局とは。驚愕必至の衝撃作。

感想やレビュー

鬼を様々な角度やシチュエーションで描く短編物。全体的に練り込み過ぎずワントーンで完結している印象の本でした。

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