アリス殺し
小林 泰三
東京創元社
作品紹介、あらすじ
大学院生・栗栖川亜理は、最近不思議の国に迷い込んだアリスの夢ばかり見ている。ある日ハンプティ・ダンプティが墜落死する夢を見た後大学に行ってみると、玉子という綽名の男が屋上から転げ落ちていた。次に見た夢の中でグリフォンが生牡蠣で窒息死すると、現実でも牡蠣を食べた教授が急死。そして不思議の国では、三月兎と頭のおかしい帽子屋が犯人捜しに乗り出していたが、なんとアリスが最重要容疑者に……。悪夢的メルヘンが彩る驚愕の本格ミステリ!
感想やレビュー
結構前に買い放置していた本。読んでみると会話文が多く、すんなりと内容が入ってきた。途中で状況が変わり、最後にはどんでん返しもあって驚かされた作品。井森君には生きていて欲しかった🥲主人公もよく隠しきったなぁと思う。あと広山がとことんクズでびっくりしたよ。すっきりできてよかった。終わり方が綺麗で感心。他のクララ殺しなども読みたい。
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つまらない