罪と罰(3)
フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス/亀山郁夫
光文社
作品紹介、あらすじ
殺人を犯した者の詳細な運命がつづられる最終巻。ラスコーリニコフをはじめ、母、妹、友人、そして娼婦ソーニャなど、あらゆる「主人公たち」が渦巻きながら生き生きと歩き、涙し、愛を語る。ペテルブルグの暑い夏の狂気は、ここに終わりを告げる…。
感想やレビュー
ヘーゲルの弁証法っぽいなぁと思った。特に最後のとこ。見方が変われば正義も、、、ということはよく言われることだけれど、それを全く反省していないラスコーリニコフがソーニャやスヴィドリガイロフの自殺によって変わるのが自分の価値観変えてる感じ。でも、ソーニャは変えてない?ということは弁証法ではない?