ユージニア
恩田 陸/祖父江 慎
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
「ねえ、あなたも最初に会った時に、犯人って分かるの?」こんな体験は初めてだが、俺は分かった。犯人はいま、俺の目の前にいる、この人物だー。かつて街を悪夢で覆った、名家の大量毒殺事件。数十年を経て解き明かされてゆく、遺された者たちの思い。いったい誰がなぜ、無差別殺人を?見落とされた「真実」を証言する関係者たちは、果たして真実を語っているのか?日本推理作家協会賞受賞の傑作ミステリー。
感想やレビュー
作家さんが「ツインピークスの様な..」と 書かれていたので.. wowowでお正月に 夢中で見ていたのを思い出し購入 謎めいているし スッキリもしない ツインピークスというより 金田一耕助シリーズの映画 (金田一少年のじっちゃんの話)の様な印象 〜金田一耕助の出てこない 金田一耕助シリーズの映画の様な〜 夏がすごく蒸し暑い地方の街 町の名家での祝いの日に 訪れた人たちに毒が盛られ 沢山の人が死亡する その事件と関わりある人達が 事件の印象や憶えていることを 語って話が進んでいく 語っている時期も 事件の前だったり後だったり.. 時間の軸とかバラバラ.. 事件の日より前で 関係者の子供の時の話だったり 事件より後で 違う関係者が大人になって回想した話だったり 証言集みたいだと思った 多分犯人はこの人だと思うけど 動機や犯行方法はスッキリしないまま.. このよくわからないまま ここで終わる感じ とか 犯人らしき人の母が最後の方で キーマンぽく出てきたのが ツインピークスぽいのかなと思った ここで終わり?って、感じとか.. 自分で勝手に 犯人や動機 犯行方法 考えればいいのか..? 消化不良ぽい終わりだった
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