発達系女子とモラハラ男
鈴木大介/いのうえさきこ
晶文社
作品紹介、あらすじ
発達系女子のご真ん中を行く妻、御年41歳、子ども無し。働く意思も無く自発的に家事をするでもなく、テレビと猫とゲームにまみれて家から出ようともしないプチひきこもり。シングルインカムでワンオペ家事の夫は鬱憤蓄積し、いつしか妻に叱責や暴言をぶつけるモラハラ男に。しかし夫が脳梗塞で倒れ「後天的発達障害」ともいえる高次脳機能障害になり関係性が激変。夫は妻の「不自由」や「苦手」を徹底的に考察し、家庭改革に乗り出す。相互理解の困難と苦しさの渦中にある発達系女子×定型男子のふたりに贈る、読む処方箋。
感想やレビュー
本当は自分よりも夫に読んでほしい。繰り返し読んで、ことある事に読み返してほしいくらいの本。発達障害の有無にかかわらず全世界の男性に読んで欲しいくらい。特に生理のところと、ジェンダーロールについてのところ。女性の生きづらさの原因の大半が自分たちにあることを自覚して欲しい。
1