老師と少年
南直哉
新潮社
作品紹介、あらすじ
ぼくはいつか死ぬ。たったひとりで。なのに、大人は平気で生きろと言う。理由なき世界に生み落された少年は、「ただ死んでいく」のではなく、自ら「生きていく」ことを選びたいと願った。そして、月に照らされた森を抜け、老師の庵へとたどりついたー九夜にわたる問答を通して語られる、命の苦しみ、尊さ。気鋭の禅僧の精錬された文章とその行間が、魂へ深く深く突き刺さる現代人必読の物語。
感想やレビュー
小川洋子の「琥珀のまたたき」を読んでいたんだけど、全然進まず こりゃ月1読書が終わる!と思って本棚からなるべく薄い本を取った。 生きるとはなにか、死ぬとはなにか、自分とはなにか、私も小さい頃からその問いを抱えていたのに、「当たり前」と納得して考えなくなってしまった。理解できたのは3割くらいで後はよくわからなかった。 何度も読み返さないと分からない気がするけど...読み返すかなあ