「ネコ型」人間の時代(874)
太田 肇
平凡社
作品紹介、あらすじ
私たちの社会では、管理する側に都合のよい「イヌ型」人間を育ててきた。その結果、消極的で、上の指示を待つ人間ばかりになってしまった。だが「ネコ型」、つまり自らが自由に自発的に行動できるようにしたところ、別人のようにやる気を出し、倒産寸前の会社がV字回復したり、弱小少年野球チームが常勝軍団に、さらに中学校で不登校が激減したという。では、「ネコ型」人間を育てるには、どんな関わり方や環境づくりが必要か。国内外の多くの事例を盛り込みながら、日本人の行動様式の根本的な転換を説く。
感想やレビュー
人生も、思考もしなやかに、したたかに。