“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ)
野村 美月/竹岡 美穂
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
「どうかあたしの恋を叶えてください!」何故か文芸部に持ち込まれた依頼。それは、単なる恋文の代筆のはずだったが…。物語を食べちゃうくらい深く愛している“文学少女”天野遠子と、平穏と平凡を愛する、今はただの男子高校生、井上心葉。ふたりの前に紡ぎ出されたのは、人間の心が分からない、孤独な“お化け”の嘆きと絶望の物語だったー。野村美月が贈る新味、口溶け軽めでちょっぴりビターな、ミステリアス学園コメディ、開幕。
感想やレビュー
太宰治は元から好きな作者ではあったが、より太宰治が好きになった気がする。 心葉の見捨ててしまった美羽も竹田千愛と同じような人だったのだろうか 「死にたがりの道化」が誰なのか、後半になって分かっていく新事実にもう一度読み返したくなった。
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