生誕祭 上
馳 星周
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
六本木のディスコで黒服のバイトをしながら満ち足りぬ日々を送っていた彰洋は、偶然出会った幼馴染の麻美に不動産屋の美千隆を紹介される。時はバブル真っ盛りの八〇年代後半。おれはおれの王国を作りたいんだー若くして成り上がった彼の言葉に魅せられた彰洋は、二十歳そこそこで大金を動かす快感に酔いしれていく。
感想やレビュー
⭐️⭐️⭐️「時はバブル真っ盛りの80年代後半、彰洋は20歳そこそこで大金を動かす快感に酔いしれていく」。「だまし、だまされ」の世界が繰り広げられていて、スパイスがきいているが、年のせいか、読後、少し疲れが残るような…。