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暗黒館の殺人(四)

暗黒館の殺人(四)

綾辻 行人

講談社

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作品紹介、あらすじ

血塗られた浦登家の系譜を受け継ぐ者は誰?漆黒の館を包み込むのは断罪の炎か。逆転に次ぐ逆転の果て、とうとう事件の真相は明らかになったかに見えたが…。空前の本格&幻想ミステリ巨編二六〇〇枚、ここに堂々の完結!恩田陸、京極夏彦、宝野アリカ、奈須きのこ各氏の「特別寄稿」を収録の最終巻。

感想やレビュー

(四)に入ると "視点“や“私“が誰かわかってくる 江南は2人いて(カワナミ.エナミ) 9月23日も年が違う 犯人説 〜美鳥.美魚姉妹→玄遙→柳士郎→江南→殺人狂 時間がづれているのと “私“と思われる人が別々にいたこと ここが「そういうことか」 というポイントだった そして暗黒館が燃え上がり消失 そこに生き残った“私“こと中也 ="中村青児 ”(学生時代の)がでてくる 〜33年後(1991年.今)に視点が飛び 暗黒館が始まりの館だったことがわかる (暗黒館の中には これから中村青児が手がける 館の素.出発点があった 十角形の塔も..) 最初の館「十角館」を読んで 「暗黒館」を読んだので 順番に読んだ方がより面白かったかも.. とも思ったけれど 以外に途中の館の話や登場人物もわかり 説明ぽい文もあって.. 理解できた この「暗黒館」は 「八犬伝」や「ドラゴンボール」みたいに 1つ読むと"玉“が手に入り 全部集まると"龍“がでてくる.. そんな話の最終章ぽくて..面白かった ゲームぽくも感じたし.. (館をクリアしていって.. 最後に暗黒館が出てきて.. 実は始まりだった..) 又最初に戻っても 面白いかもと思った 話の途中で 時計 黒猫 がよく出てきたので 次はその話を読もうかなと思った この本はとてもボリュームがあって ホラーのようで.. 時を超える話で.. 凄く..面白かった..満足した

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