あつあつを召し上がれ
小川糸
新潮社
作品紹介、あらすじ
一緒にご飯を食べる、その時間さえあれば、悲しいことも乗り越えられるー幸福な食卓、運命の料理とのふいの出会いを描き、深い感動を誘う、7つの物語。
感想やレビュー
お料理の本を読みたくて借りた。 食事は日々の生活の中になくてはならないもので、どんな記憶にも結びつく大切なもの。 誰かと一緒に過ごすということは、食事も共にするということ。食べるということが、どれだけ生活や心に密接なのかということがとても伝わる本だった。切ない思い出も、自分を支えてくれる食事も、作る人や食べる人の気持ちも、みんな大事でなにかひとつは経験があると思う。小川糸さんのいろんな人に寄り添う本だと思う。やっぱり食べるって大事。