ばくうどの悪夢
澤村伊智
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
東京から父の地元に引っ越してきて以来、悪夢に悩まされていた「僕」は、現実でもお腹に痣ができていることに気づく。僕だけでなく、父親の友人の子供たちもみな現実に干渉する悪夢に苦しめられていた。やがて、そのうちのひとりが謎の死を遂げる。夢に殺されたのか。次の死ぬのは誰か。なぜ、悪夢を見るのか。理由を探る中でオカルトライターの野崎と真琴からお守りをもらい、僕らの苦悩はいったん鎮まったかのように思われた。しかし、今度は不気味な黒ずくめの女に襲われる悪夢を見るようになる。「比嘉琴子」と名乗るその女は、夢の中で僕を殺そうとしてきてー。比嘉姉妹シリーズ待望の最新長編。
感想やレビュー
どこまでが夢で、どこからが現実なのか
ネタバレを読む
著者にしかできない驚きの物語の構成!この悪夢には誰もが恐怖し騙される!?最恐の敵が現れ、比嘉姉妹の命をかけた闘いが始まる…。