鹿男あをによし
万城目学
幻冬舎
感想やレビュー
2007年刊行 大学院の研究室にいた 「おれ」が奈良の私立女子高校へ 出向の形で(2学期のみ)赴任する そこで鹿から話しかけられる (使い番とか運び番とかの話) だんだん顔が鹿になっていく (周りの人には人の顔に見えている) 赴任し最初の授業で 遅刻してきた女子高生 堀田 堀田の言動や行動が 一々よくわからなくて.. (自分的には結構腹立たしく..) その理由がわかるのが 後半になってから.. 鹿..鼠..狐..眷属🟰神の使い の顔になっている人 →デジタルカメラに写ってしまう ポラロイドや光学カメラは 人の顔で写っている そこに写っていたのが 教頭(チャード)=鼠 すぐ近くにいた人 本当の歴史上の 建物..都市(宮)..神社..言葉..等等 思う存分 自分のキャラクターとして 使っていて.. ナマズが日本を滅ぼすとか.. (自分の中では地震が起きるくらいだけど..) 世界の調和とか.. 世界を救うのは 「おれ」にかかっているとか.. 本当の神様が見たら バチあたりそう...て ちょっと思った なんか恥ずかしいというか.. 読後 外国で作られた 日本舞台の 映画観た気分になった よく出来た話だったけれど..
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